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黒澤明『七人の侍』を映画館で観た [映画]

また久しぶりのブログ更新になっちゃった。
相変わらずレコードはボチボチ買ってるけど
なかなか腰を据えて書けないね。


今月は、久しぶりに映画モード。
人と話していて音楽映画の話になり話題は『シング・ストリート』へ。
昨年映画館で見逃していたけどWOWOWから録っといたのを鑑賞。
いやー、80年代リアルタイムの身としては懐かしく甘酸っぱい青春映画でした。

デュラン・デュラン風、キュアー風などなど見事な音楽監修は
あのDANNY WILSONのGary Clarkでした。
サントラだけでも楽しめる素晴らしい内容なので必聴。
アナログ・レコードも出てます。


Sing Street [12 inch Analog]

ついでに、ダニー・ウィルソンの大名曲「Mary's Prayer」も。




ちなみに、『シング・ストリート』を薦めてくれた美人さんに
僕は『ベイビー・ドライバー』を薦めておきました。
この映画も最高です^^






あ、『七人の侍』の話だった。

そう、『シング・ストリート』で映画自体を見たのが久々で
やっぱり映画はいいなぁ、映画館で見たいなぁとなんとなくググってたら
「午前十時の映画祭』という名画企画を全国でやっているのを知り、
ちょうど6月中旬は黒澤明『七人の侍』だったので観に行ってみました。

黒澤映画は80年代後半〜90年代前半くらいに回顧特集上映があった際に
いくつか観たんだけど、なぜか初期作品や現代劇などばかり観て
七人の侍、用心棒、蜘蛛巣城、椿三十郎などの超名画時代劇は観なかった。
なぜだかは不明。いつでも観れると思ったのかな??
『隠し砦の三悪人』だけは観て、面白くて感動したのにな。


そんなこんなで、なんと初めて観た『七人の侍』でしたが。
当たり前だけど、面白過ぎる大名画でしたw
3時間以上ある大作だけど、休憩あるのが助かった^^;
映画とかライブとか、最近はトイレの心配が常なので(泣)

まあとにかく、画力、ストーリー、演出、キャラクター設定、
演技、編集、美術、音楽と、すべてが力強く美しくムダが無い。
内外問わず計り知れない影響を与えたのが観れば一発で分かりました。
なんで今まで観なかったのか.... いや、死ぬ前に観れて良かった。
素晴らしい映画体験でした。


今回は、ららぽーと横浜で観たんだけど
いくつか上映スクリーンがある中でもプレミアというスクリーンで、
座席が大きく隣席との距離もありゆっくりと鑑賞できたのも◎。

IMG_1880.jpg

もう『七人の侍』は終わっちゃったけど、同じ名画上映企画で
いまは『用心棒」、7月中旬は『椿三十郎』と黒澤映画が続くので、
ぜひまたららぽーと横浜TOHOシネマズで観ようと思います。


『七人の侍』の熱やまず、つい黒澤明DVDコレクションも買ってしまった。



他の黒澤映画2タイトルも一緒に購入。
DVDで観返しながらデータや周辺情報も読み込んで
しばらくは黒澤映画の世界にどっぷりハマりたいと思います!


そして、映画熱も上昇中につき
今週はさらに二本を映画館で鑑賞してきました。
その話は近日アップ(できたらいいんだけど)。


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映画「ベイビードライバー」@立川シネマシティ [映画]

先日、立川で用事がありそれを済ませた後DUでレコード物色。
ソウル系を中心に500円以下で4枚購入。

そのあとは少し時間をつぶして
立川シネマシティにて久々に映画を鑑賞しました。
ジャズミュージシャンの菊地成孔さんがラジオで絶賛していて
1時間特集組んでいたので、凄く観たくなって行ってきました。

映画タイトルは「ベイビードライバー」です。
予告編はこちら。




一ヶ月前くらいから公開していたようです。
そういえば日本公開前に別のラジオ番組で
映画評論家の町山智浩さんも紹介していました。


この映画、とにかく音楽の使い方が素晴らしい!
全編通して主人公ベイビーのiPodのサントラで
シーンごとにビートや歌詞がシンクロしていて凄い、痛快。

ストーリーは犯罪+カーチェイス+ラブストーリーで
カーチェイスはCGなしのスタントのみで迫力満点。
人はバンバン死ぬけど後味は楽しくさわやかです(笑)

冒頭6分、ジョン・スペンサーのガレージサウンドに乗せて
銀行強盗〜カーチェイスシーンがYouTubeで公開されているので
ぜひぜひ見てみてください〜




サントラはApple Musicにもあったのでリピートして聴いてますが
選曲も最高。ダムド、バリー・ホワイトがいいよ♪
アナログ盤も出ております。


V/A [12 inch Analog]


映画素人の私はこれ以上語れないので興味ある方がググってみてね。
とにかく音楽好きなら映画館の爆音で観ることをオススメします!
あ、立川はまさに「爆音上映会」でした〜


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森達也監督・映画「FAKE」を見て来た [映画]

数年前のゴーストライター騒動で日本中が騒然となった注目の人、
佐村河内守氏のその後を追った森達也監督のドキュメンタリー映画
「FAKE」を少し前に新百合ケ丘のアートセンターで見てきました。


IMG_1582.jpg


かなり話題の映画で、ラジオでは実に多くの人たちが
「FAKEを見た、面白い!」と話題にしていました。
一番最初に知ったのはTBSラジオ「たまむすび」内での
町山智宏さんの映画紹介コーナーででした。

ちなみに、町山さんのこの映画コーナーは彼の話術とともに
毎回「へぇ〜」が止まらない解説とトリビアを提供してくれるので
超オススメです。YouTubeでいくつか聴けるかも。



さて「FAKE」ですが、評判どおり面白い作品でした。
だいたいにおいて、フィクションには個人の嗜好にとって
当たり外れがあると思うのですが、

ドキュメンタリーは自分の知らない世界を垣間みることができるので
たいていの場合は後味は抜きにして「面白い」という
感想になってしまうのですね、自分の場合はね。


まず、カメラは佐村河内氏に密着しているので
当然ながら視点は佐村河内氏側ということになりますが、
過剰に彼を擁護・正当化するという方向ではなく
「彼にとっての真実」が何か、を引き出していきます。

しかし、普通に毎日テレビなどを見ている側としては
対立している新垣隆氏の言動を日々目にしてきたので
沈黙を守って来た佐村河内氏が何を考えているのか
という部分を知るだけでも大変に興味深い内容でした。


一番の問題、というか疑惑だったのは
・本当に耳が聞こえないのか
・佐村河内氏に作曲能力はあったのか
という部分ですが、それについての答えらしきものは
この映画の中で提示されます(ちょっとネタばれですが)。

しかし、森達也監督が映画の中で提示するその内容を
全面的に信じるかどうかは観客に委ねられている、
という帰結になっています。

なにしろ「ドキュメンタリーは嘘をつく」という
著書もあるくらいですからね、森さんは。

よって、この映画を見ると「本当はどうなのか?」
という話を誰かとしたくなってしまいますね。
そのモヤモヤ感の提示が、まさに監督の狙いなのかもしれません。



ぼくがこの映画を見て思ったのは、佐村河内氏の真偽よりも
マスコミ報道のあり方とそこに垣間みられるいまの日本の空気が
なんとも窮屈で居心地悪く気持ち悪いものだな、ということ。
きっと、多くの人がそういう部分で同じ感じ方をしたのでは?


森達也監督の過去の作品を見ても常に「ものごとの真偽や正否」よりも
柔軟な視点、単一思考ではない双方向(あるいは多方向)からのものの見方
の必要性を観客に(あるいはこの国に)提示してきたのではと思います。

映画を見てどう感じるかは人それぞれと思いますが
いまの日本の空気や人間の業というものを再考するには
よい機会となる映画なのかな、と思いました。



蛇足ですが、佐村河内氏の記事を文春に書いて世間に疑惑を知らしめ
この映画にも名前が登場するジャーナリスト氏の本作に関する寄稿文も
合わせて読んでみると「双方の視点」を把握する上で興味深いので
一読をオススメします。

→ こちらの記事です




  


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