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THE EVERLY BROTHERS『EB84』中古レコード [中古レコード]

久々に中古レコードの話題でも。

今年は街に出れば中古レコード屋に立寄り(主にDUですが)
結構な頻度で安レコばかり買ってます。
これは3月に買って放置していたレコード。

THE EVERLY BROTHERS『EB84』 US Mercury
3月某日・下北沢DU 292円

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US盤なので一応はオリジナル盤ということになるのかな。
ジャケにリングウェア&底抜け。VGレベルですね。

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インナーバッグに歌詞を掲載。
その内袋には切れ目、染み、底抜け&側面も派手に裂けています(汗)

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盤面自体は若干のスレあるものの良好。Exと言っていいレベル。

マトリクスは機械刻印で「STERLING」と手書き刻印で「SLM」の表記あり。
STERLINGはマスタリングが「スターリング・サウンド」で行われた意、
SLMはSHEFFIELD LAB MATRIXの略だそうでSHEFFIELD LAB社の工場で
マザーを作成したことを意味する、とのことです。
両方とも高音質盤のひとつの目安にもなっているようですね。
なお、内袋には「Mastered by GEORGE PECKHAM」のクレジットもあります。
盤面に傷などなかったので音楽を聴く目的なら292円は嬉しい価格でした^^


このアルバム、実は国内盤で持っているものの家のどこにあるか分からず
DUで見つけてまた聴きたいなと思い、安いので購入しました。
いずれ家のが出てきたら聴き比べでもしてみたいところです。


で、肝心の音楽ですが。
エヴァリー・ブラザーズの黄金時代は50年代後半〜60年代前半であり
その後のUS、UKの多くのアーティストたちにも影響を与えた兄弟デュオ。
コーラスの美しさは兄弟ならでは、日本では大滝詠一、山下達郎&竹内まりや
夫妻のフェイバリットでもありますね(ラジオやアルバムでカバーしていました)。

このアルバムは1984年リリースですが1983年の再結成を受けて録音、
彼らの大ファンであるデイヴ・エドモンズ先生のプロデュースです。
デイヴといえばロックパイル唯一のアルバムのボーナス7インチ・シングルで
ニック・ロウとともにエヴァリーズの曲を4曲カバーしていました。
このボーナス盤は必聴・必携であります!

davenick.jpg
これがオマケの7インチ盤


↓このCDには4曲すべてボーナス・トラックで入ってます♪

Seconds of Pleasure


そして、何と言っても一番聴きたかったのが
A-1「On The Wings Of A Nightingale(ナイチンゲールの翼)」であります。
これがなんとポール・マッカートニーの書き下ろし曲で、
往年のエヴァリーズ・ポップスをリスペクトした美しいメロディを持つ
エヴァリーズのイメージにバッチリ似合っている素晴らしい曲!
この一曲を聴くためだけでも買って価値あるアルバムだと思っています。

この曲のポールのデモ音源がYouTubeに上がっていましたw


ギター&ベースと一人デュエットのシンプルな多重録音。
こうして聴くとポールの手クセのような自然な美メロだけど
サラっと書いたのかなぁ。やっぱりポール天才。


A-2はフランキー・ミラー作。当時のデイヴ先生〜ジェフ・リン直系の
'80sテイストもあるサウンドのロック・ナンバー。
カントリー・リックっぽいギターソロはアルバート・リーか?

A-3はそのジェフ・リン作。
ロイ・オービソンのようなドリーミーでメロディックなスロー曲。
ちょっとアレンジがスペーシー過ぎる感じがなきにしもあらずですが
この曲のアレンジはジェフ・リン本人でした(笑)

A-4はビートのあるカントリーR&R。
これがまさにロックパイル〜デイヴ・サウンドそのものですが
エヴァリー兄弟のダブルヴォーカルでカッコ良さ倍増。
A-5は往年もエヴァリーズ風を再現したバラッドです。

B面は2、3、5曲目がドン・エヴァリー作。
2はカントリー・ワルツ、3はレゲエ・リズム、4はバラード。
B-1がボブ・ディランの有名曲のカバー「Lay, Lady, Lay」です。
全体にB面は地味な印象があり、A面の良さが目立ちますね。


ミュージシャン・クレジットは以下。

DAVE EDNUNDS : Guitar
PETE WINGFIELD : Keyboards
ALBERT LEE : Guitar
JOHN GIBLIN : Bass
TERRY WILLIAMS : Drums
GERRY CONWAY : Drums
PHIL DONNELLY : Guitar

JEFF LYNNE : Bass
ROCHARD TANDY : Keyboards
GERRY HOGAN : Pedal Steel Guitar
PAUL McCARTNEY : Additional Guitar (A-1)

ジェフ・リンは自分の曲でベース弾いてるのかな。
ロックパイル・マニアとしてはドラムのテリー・ウィリアムスが嬉しいw


なお、録音とミックスは英国の「MAISON ROUGE STUDIO」。
アルバム発売後の1985年にエヴァリーズは英国ツアーもしているので
本国よりも英国ベースの再結成だったのかもしれません。
ということは英国盤も手に入れないと....


ところで、デイヴ・エドモンズはポールの映画『ヤァ!ブロードストリート』
に参加していますが、映画公開が1984年、サントラ録音は1982〜3年。
ポールの映画が縁でエヴァリーズでも一緒に仕事したのか、あるいは
エヴァリーズのこのアルバム制作が縁でポールの映画にデイヴが参加したのか。
前後を知らないのですが、大好きな二人がこうして競演しているのが何より嬉しい。
そういう意味でも個人的に感慨深いアルバムなのであります。





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